株式会社REAL BODY

Message

私の最愛のパートナーは、
私のからだ。

株式会社REALBODY

代表取締役秋葉 真衣

私が最愛のパートナーを「身体」ではなく「からだ」と表記するのには理由があります。その理由を示す前に、【からだを整える】という概念の原点のお話から。
私が身体について学ぼうと思ったきっかけは、学生時代にケガで腕が腰の高さまでしか挙がらなくなってしまったことでした。当時スポーツリハビリ専門の病院で「四十肩」と診断され、リハビリにも精力的に通い、動くようにはなったものの痛みやしびれから解放されることはありませんでした。
その時の私の心情としては「え?私まだ18だけど四十肩なの?」「え?リハビリの先生でも治せないの?」「病院なんか来たって治らないなら意味ないじゃん」という他人を責めたくなる気持ちでいっぱいになったというのが正直な思いでした。(ケガをしたのは自分なのにね)
でも、ふと、「そもそも、この痛みはどこからきているのか」「そもそも、私はなぜケガをしたのか」ということが頭をよぎったときにあることに気づきました。
自分の身体なのに人間として18年も生きているのに 自分の身体のことをよく知らないことに気づきました。

人間の身体の仕組みが
どうなっているのかを知ることとは別物

もちろん、競技スポーツをやっていたのでトレーニングのことや自分の身体に目を向けることは習慣になっていました。しかしながら、それは「やり方」のみにフォーカスしたもので【そもそも】である人間の身体の仕組みがどうなっているのかを知ることとは別物なことに気づきました。 そこで身体のことを根本的に学ぶには医学部か体育学部だ!と高校3年生の夏に「身体について学ぶ」ことへ一気にフォーカスしました。そのころ出会ったのがコンディショニングという【身体を整える】という概念です。

身体を整えるには段階があります。

一つ目が「リセット」といって、身体がもともと持っている状態へと整えること。この段階では日常生活やこれまでの生き方によって癖づいてしまった身体の状態を癖のない状態へと戻す段階になります。体感としては「身体が柔らかくなった感じがする」「身体がまっすぐになった感じがする」「細くなった感じがする」「身体が軽い」などのお声をよくいただきます。 二つ目が「アクティベーション」といって、身体が本来持っている機能を呼び覚まし、再起動させること。私たちの身体には、「使われない部位は機能を失っていく」という特性があります。これは単に筋肉の部位に限ったお話ではなく、細胞レベルのお話です。つまり、現在の生き方や生活様式で使う機会がない部位や細胞たちは、役割を忘れてしまい、機能停止状態になってしまいます。その自分の役割を忘れてしまった部位や細胞たちに役割を思い出させ、動きの再教育を行い、日常動作レベルで活動できる状態にするために繰り返しトレーニングを行います。

[自分]という人間を知り、理解すること

重要なポイントになるのが、【自分】という人間を知り、理解することです。つまり自分の「癖」です。生き方とは、経験であり、積み重ねてきた習慣です。そして、私たちのこれまでの生き方には、もともと持って生まれた遺伝的要因だけではなく、育った環境や関わってきた人々などの環境要因によってつくられた【癖】が大きく影響します。

考え方の癖(思考パターン)

反応の癖(感情パターン)

動き方の癖(運動パターン)

やり方の癖(行動パターン)

感じ方の癖(五感の入力パターン)

癖というとネガティブな印象を持つ方もいらっしゃるかと思いますが、それ自体は人間が効率的、かつ慣習的に生きるためのシステムの一つです。つまり、「これまで通りに生きるため」に、これまでの経験、体験、体感から導き出された最適解が「癖」ということです。

私の人生において、これまで経験してきたことは、私自身の人生を通して経験した人体実験であり、財産です。

アスリートとしての経験と回復しない怪我

摂食障害や自傷行為で精神的・肉体的ダメージ

対人関係や異性関係でのストレス

見えない世界が見えることの疎外感

母親との関係性や自分の女性性の否定

パートナーシップやセクシュアリティ

妊娠出産産後と死産の経験

夫婦問題への対峙と離婚

シングルでの子育て

起業と会社設立

…etc.
これらの体験は、私がその時持っていた「癖」によって起きた出来事であり、私がその時々でその「癖」と向き合い、修正することで起きた出来事です。特に私の場合、出来事に対して【その問題の根本は何か】を追求せずにはいられない質を持っているため、お客様の困りごとに対して、自らの人生をかけて根本追及した結果、体験としての経験が増えてしまった印象です。笑

特に妊娠・出産の経験は、私にとってとても大きな経験でした。

その人体実験のきっかけは、出産経験のあるお客様のお身体が、出産経験がないお客様と全く別物であること、また、整えても整えても整えることが難しいという衝撃から、「出産にはどんな負荷がかかるんだろう」「妊娠をすると女性の身体はどのように変容していくのだろう」知識的に知ってはいても【体感してない状態では真に知ったことにはならない!】【産む選択をしたら、もう一生産後の状態なのか?!】そんなことを思った瞬間の妊娠でした。根本追求型、人体実験体質の私としては、素晴らしいタイミングでしたが、同時に「社会に属する」ことの難しさを痛感したのもこの妊娠と出産を通しての出来事でした。妊娠・出産に伴う身体の変化は恐ろしいほどのもので、その変化に対して現在ある産後ケアは対処法でしかなく根本解決にはならないことも体感してしまいました。そして、私が社会に属することの難しさを感じた根本にこの「変化の大きさ」があります。女性の身体は、基本、常に変化し続けています。不安定であることが当たり前レベルにです。その変化には、月経周期に伴う変化、初潮から始まり更年期~閉経といった女性の一生に伴う変化、それらのもともと持って生まれたバイオリズムに加えて、ライススタイルの変化に伴う変化も含まれ、その変化の幅は多岐にわたります。 しかも身体の変化だけではなく、考え方の変化、感じ方の変化、動き方の変化、生活習慣の変化、働き方の変化、人間関係の変化…関わる人や属する社会によって人格すら変わるほどです。

女性が女性らしく、女性が自分らしく、女性が自分の力を最大限に

一方で、現代社会は男性社会と言われるように、男性の身体が持つ一定のリズムに合わせて、つくられたものです。この社会自体が悪いとか古いとかいうお話ではなく「生産性を最大限上げるためのリズム」が現代社会のリズムというだけです。そのように今ある社会をとらえた時に、現代社会の中で女性が女性らしく、女性が自分らしく、女性が自分の力を最大限発揮し続けることは無理すぎないか?と感じてしまいました。と同時に、そもそも女性である自分自身が常に変化し続けている生き物であるということを、その変化が自分でも捉えきれないほど多岐にわたることを、どれだけの女性が認識し、自分自身のリズムと共に生きているだろうか、という疑問が湧きました。

「身体へのアプローチだけでは根本解決に至らない」ということ

これまで私は自分の人生を通して『どうすれば、心身ともに美しく、自然体で生きられるか』を指針に、自身の身体と繋がり、自分の身体と向き合うとともに、お客様のお身体や変化とも向き合ってきました。 その中で、起業当初「身体にフォーカスすること」が人生を豊かにする根本であると考えていましたが、たくさんの女性と向き合えば向き合うほど「身体へのアプローチだけでは根本解決に至らない」ということを、身をもって知りました。それがREAL BODYが「からだ」と表記する理由です。
※からだ=身体、心、意識、魂
私たちの身体は人生の履歴書です。そこには、これまで培ってきた経験から「癖」として、これまでの人生における「最適解」が習慣として刻まれています。しかしながら、私たち女性は常に変化し続ける生き物です。自分の現状を俯瞰し、現在地を把握して、どの方向性に進んでいきたいか、これからどんな人生を歩んでいきたいか、常にアップデートする必要があります。そこで、REAL BODYでは、お客様の日々のお悩みを「現在の身体の状態」と「発育・発達のプロセス」「育った環境」「過去や現在の人間関係」「考え方や感情の癖」「日常動作や習慣」等を照らし合わせ、包括的かつ論理的にひも解くことで、お一人お一人の「からだ」に合わせたプログラムで【からだを整える】お手伝いをさせていただいております。今は、自分を生きることが当たり前の時代です。本当の自分に気づき、本当の自分で生きる時代です。一方で、情報が溢れ、自分には何があっているのか、自分自身を見失いやすい時代であることも事実です。だからこそ、一人でも多くの女性が、自分自身にとっての「よい状態」を取り戻すとともに、変化し続ける「よい状態」を自ら最適化できる術を身に着けていただけるよう、尽力してまいります。
是非、あなたが輝くお手伝いをさせてください。今日という日が、あなたにとってパーフェクトな1日になりますように。